スキッピングで弦を飛んでフレーズを弾こう！

突然ですがスキップ出来ますか？

大人になれば自然と出来る様になるものだと思っている方が沢山おられると思いますが、出来ない人はいつまで経っても出来ません。

自然と出来る様になるというのを当たり前だと思わないで欲しいです。

人それぞれ苦手な物があってその苦手な物は誰かに指導してもらわないと出来ないと思います。

中にはたいして努力しなくても人より出来る様になる方もいるのかもしれませんが、全員がこういう人ではないので簡単な事が出来ない人に対して強く当たるのはやめましょう。

その人に伝わる様に指導してなければ教えてないのと一緒です。

全く関係無い話でしたね。笑

今回はスキッピング奏法を紹介していきます。

スキッピング奏法とは？

スキッピングは隣にある弦を１つ、もしくは２つ３つと飛ばして現在弾いてる弦から離れた弦を弾く奏法です。

弦を一つ以上飛んでピッキングするので音程差のあるフレーズが弾けるので、他の奏法では味わえない感覚を得られます。

右手のコントロール力が重要なので難易度は高めです。

スキッピング奏法が出来ない人

スキッピングが出来ない人は

右手のピッキングコントロール力が低い

要するにスキッピングの練習不足という事です。

逆算して考えればとにかく練習したらある程度出来る様になるという事です。

改善法

最初は弦１つ飛ばしでオルタネイトで囲う様にスキッピングを練習したら良いと思います。

手首だけでなく手の位置を腕ごと調整する感じを覚えていく意識で練習しましょう。

スキッピング奏法練習法

ある程度コントロール力がついてきて的確にスキッピング出来る様になってきたら、今度はスキッピングしながらハンマリングやプリングを交えて高難易度なスキッピングフレーズに挑戦していきましょう。

ただ弦を跨いでオルタネイトしてるのとは訳が違いますよ。

空ピッキングを上手く使って弾かないとリズミカルなスキッピングにならないのでそういう課題も出てきます。

難しいのですが、練習してれば出来る様になるので焦らず地道に訓練しましょう。

スキッピング参考曲

今回紹介させていただくのはEXTREMEの「It（’s A Monster）」のギターソロ後半の高速スキッピングフレーズです。

ハンマリングプリングは無しでスキッピングしながら3音1セットで速弾きしているのですが、速いし、指の開く押さえ方もあるしでめちゃくちゃ難しいです。

ただこれを弾けるようになった時あなたはめちゃくちゃパワーアップしてます。

ここのフレーズだけでもコピーにチャレンジしてみて下さい。

まとめ

• とにかく練習したらある程度出来る
• 最初は弦１つ飛ばしでオルタネイトで囲う様に練習する
• 手首だけでなく手の位置を腕ごと調整する
• ハンマリングプリングを交えるスキッピングは空ピッキングを上手く使う

スキッピングは見た目はそんな派手では無いのであまり目立たない奏法かもしれませんが、音の響き的にはスキッピングにしか出せないニュアンスがあったりするので意外とカッコよかったりしますよ。

左手と右手両方とも鍛えられると思いますし練習して損のない奏法です。

ぜひトライしてみましょう。