今回はギターの奏法一覧を簡単に紹介していきます。
バンドスコアや、実際に演奏されてる手元をみると難しそうに見えて挑戦する気にならないかもしれないので簡単に出来そうと思える風にレベル別に分けて紹介します。
レベル1
ハンマリング→フレットを叩いて音を出す
プリング→弦を引っ掻くように離して音をだす
トリル→ハンマリングとプリングを素早く繰り返す
スライド→名前の通り押さえてる指を横に滑らして音程を変える
グリッサンド→スライドと似てるがこちらは音の終着点が決まっていない
チョーキング→弦を押さえながら手首を回すようにして弦を引っ張って音程を変える
パワーコード→ルート音と5度の音の2音だけ鳴らす
ビブラート→チョーキング、戻すを繰り返して音を揺らす
レベル2
トレモロ→出来る限り速くオルタネイトピッキングして音を継続して出す
クロマチックラン→トレモロしながら弦をゆっくりテケテケテケテケとスライドさせてく
ピックスクラッチ→巻き弦にピックを擦らしてノイズ音を出す
オクターブ奏法→同じ音の1オクターブ上を同時に弾く
ブリッジミュート→ピッキングする手の手刀部分でブリッジを軽く触れながら弾く(手の側面ではなく手の平側)
ブラッシング→左手でミュートしてる弦をピッキングしてパーカッシブな音を出す
アルペジオ→コードを分散して弾く
ボリューム奏法→ギターのボリュームを0にした状態でピッキングし、ピッキング後すぐボリュームを上げる
レベル3
単音カッティング→ブラッシングの単音バージョン
ラン奏法→同じフレーズを繰り返し弾く
ペダル奏法→1つの決まった固定音と上下する音を交互に弾くクラシカルな奏法
ピッキングハーモニクス→ピッキングと同時にピックを持っている親指を当ててハーモニクス音を出す
ナチュラルハーモニクス→5フレット、7フレット、12フレットなど決められたポジションを左手で軽く触れ、ピッキングした瞬間軽く触れてた左手を離す
チョップ→1つの弦の音を出すと同時に他の弦のブラッシング音を出す
マシンガンピッキング→普通の速弾きとは違いピックの振り幅を広げて音圧を出しながら速弾きする
スウィープ→6弦から1弦までの弦を箒で掃くようにピックを当てて、コードトーンを弾く
ライトハンド奏法→右手の指でフレットを押さえる。
左手のハンマリング、プリングと合わせて使うことが多い。
スキッピング→弦を1弦から3弦のように弦を跨ぎながらピッキングする
アーミング→アームの付いてるギターでアームを押してブリッジを浮かせて音程を変える
スクウィール→弦を押さえてない状態でピッキングし、すぐにアームで弦をダルンダルンにして戻す時に左手でナチュラルハーモニクスを出す
メタル系の唸り声、シャウトのような音を出せる
(フロイドローズ式のギター推奨)
チキンピッキング→ピック弾きとピックを持ってない指での指弾きを織り交ぜる奏法
ハイブリッドピッキング→コードを指でスウィープのように弾く
レベル1のチョーキングやビブラートなどは出来るかもしれませんがとても奥が深く中級者、上級者になっても研究することになるでしょう。
最後に
ギターによっては構造上出来ない奏法もあるかと思いますが、基本的に全部出来るようになりましょう。
「このテクニック使わないから出来なくていいや」という人を今まで沢山みてきましたが
めちゃくちゃ損してます
出来る事が多いだけで表現の幅がすごく広がると思います。
そして、出来る技って不思議な事に耳コピしやすいんですよね。
曲を聴いてて自分の出来る技が聴こえたら、
「あの技だ!!」
みたいな感じで耳コピ出来ることがあったりします。
私がそうでした。
左手や右手のレベルアップ、耳コピの補助にもなったりするので好き嫌いせず練習してみましょう。
出来るけどその技を使わないのは有りだと思いますが、出来なくてやらないのは自分で表現の幅を狭めてるだけです。
似たようなフレーズばかり弾く、引き出しの少ないギタリストから卒業しましょう。
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