トリルってやり方簡単なのにフレーズの合間に入れてやるとカッコいいですよね。
ですが、中級者くらいの人でもトリルをカッコよく決めれないギタリストをちらほら見た事があります。
スピード感が無く、ストレートに言うとトリル速度が遅いんですよね。
ただハンマリングプリングを繰り返すだけと思っていたら大間違いです。
トリルが速くなる方法を紹介しますね。
トリルとは?
トリルはハンマリングとプリングを速く繰り返して音を出す奏法です。
どんなジャンルでも使われることがあると思います。
あまり使用頻度は高くないかも知れませんが、上手く使えば非常に効果的です。
飛び道具的な奏法と言えばいいですかね。
トリルやり方
先に結論を言います。
トリルは指の力と手首の力を使ってやります。
指の力だけだと速度に限界があるので手首の力も補助として加えてトリル速度を上げます。
「トリル筋が鍛えられたら自然と速くなる。」
と聞いたことある人がいるかもしれませんが、これの意味を勘違いしてる人がいるんですよね。
ギターを弾いていたらハンマリングとかプリングとかいつもしてるから自然と鍛えられてトリルの速度もいつの間にか速くなっている…
なんて甘い考えではトリル筋は育たないです。
トリルはトリルの練習をしないと上手くならないという事だと思うんですよね。
だから中級者でスウィープがバリバリ出来てもトリルは遅いみたいな人がちらほらいるんだろうなと思いました。
なのでトリルの練習をしましょう。
トリル練習法
弦はどの弦でもいいですが、1弦〜3弦のどれかで、フレットもどこでもいいと思いますが5フレット〜12フレットの間ならどこでもいいと思います。
2秒でもいいので自分の極限まで速いトリルをやりましょう。
コツは手首で指の速さを補助してやる
これですね。
で、慣れてきたら2秒から5秒、5秒から10秒と秒数を長くしても速いトリルを続けられるようにします。
これでトリル筋が鍛えられると思います。
ちゃんと中指、薬指、小指それぞれ鍛えてやりましょう。
もちろん手首の補助の力も使って。
トリルの響き、雰囲気
トリルを頻繁に使用するギタリストがそんなにいると思えないので意外とトリルがどんな音なのか知らないという方がいるかも知れないのでプロのオススメのトリル演奏を紹介しますね。
今回紹介させていただくのはランディーローズというギタリストです。
私の中ではトリルといえばこの人という感じです。
この方のトリルはホントにカッコいい。
ただ速いだけでなくトリルする音のチョイスが良いんですよね。
アウト音とインの音を高速でトリルして駆け上がってくフレーズは真似したくなります、というか真似しましたね。笑
ランディーローズのトリルを聴けばトリルってこんなカッコいいんだ!?と思う事間違い無しです。
まとめ
- 自分の極限まで速いトリルを短時間でやり、秒数を伸ばしてく
- 指の速度を補助するように手首の力も加えてやる
トリルは指の力だけでは限界があるという事を知っておいてほしいです。
そして手首の動きってギターを弾く上でかなり重要なんだなと知ってほしいですね。
チョーキングビブラートとかもそうですよね。
手首の力は偉大。
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