あなたはどういうギターフレーズが好きですか?
ひたすらハーモニックマイナーでクラシカルに速弾きするフレーズ?
パワーコードでズンズンいわせる刻みフレーズ?
他にも沢山のギターフレーズがあると思います。
例えば、ブラッシングで「ジャカツカジャカツカ」パーカッシブに演奏するのはとてもノリノリで楽しくなりますよね。
聴き手側も踊り出したくなると思います。
ファンクになるとコードでブラッシングだけでなく単音でブラッシングしてたりするのですがそれがまた渋くてかっこいいんですよね。
今回はノリノリな単音カッティングについて紹介させていただきます。
単音カッティングとは?
単音カッティングは単音フレーズとブラッシングを掛け合わせた奏法です。
単音版のブラッシングという所でしょうか。
単音ではブラッシングとは言わず、単音カッティングとよくいいますね。
一本の弦の音だけしか出さないようにミュートをしなければならないので、難易度は高いと思います。
単音カッティングが出来ない人の例
ミュートが上手く出来ない
まずこれでつまづくでしょうね。
それを乗り越えた後に
音を出す弦しかピッキングしていない
この問題が浮かんでくるでしょう。
改善法
まずミュート問題ですが、左手のみで出来るようにした方が良いと思います。
右手の手刀部分でミュートしながらやれば楽なのですが、どうしてもピッキングに動きが制限されるという支障が出て来てしまいカッコいい感じにはならないかと思うので…
全部の弦ピッキングするのではなく最初の内は弾く弦の隣合わせの弦だけでもいいかと思います。
出来る様になったら徐々に増やしてく
そんな感じで良いかと思います。
これをすれば2つ目の問題点の「音を出す弦しかピッキングしてない」件についても解決できますね。
とにかく余った指でミュートする事です。
フレーズによっては全部の弦をピッキングしなくても良いものもあるので沢山コピーして、自分で判断出来る様になっていきましょう。
練習法
ペンタのポジションを使って単音カッティングしてみるというのが良いと思います。
慣れたら曲に合わせて弾いてみる
それも出来てきたら、ハンマリングなどテクニックを入れてみる。
こんな風に少しずつやる事を増やしていくと良いですね。
やってみれば意外と出来る上に、カッコいいフレーズになると思うので練習して自分の技にしてしまいましょう。
単音カッティング参考曲
今回紹介させていただくのはBOOWYのBAD FEELINGです。
出だしから単音カッティング混じりのカッコいいフレーズで始まります。
ただ難しいのでいきなりコピー出来るかは分からないのでこういう感じで単音カッティングを使うのだという参考になればいいと思います。
まとめ
- 左手のみでミュート出来るようにした方が良い
- 全部の弦ピッキングするのではなく最初の内は弾く弦の隣合わせの弦だけでもいい
- とにかく余った指でミュートする事です。
- フレーズによっては全部の弦をピッキングしなくても良いものもある
単音カッティングが出来るだけで「こいつやるな」と思われることがあると思いますし、なんか渋いんですよね。
ギターキッズから抜け出したい人にオススメのテクニックなのでぜひやってみて下さい。
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