パワーコードって簡単な上に使い勝手も良いしその上ロックな感じもしてカッコいいですよね。
でもギター始めたての人にパワーコードを弾いてもらうと上手い人と違って何か違和感を覚えることがあったんですよ。
簡単だと思って気を抜いていたら演奏のクオリティを下げる事になります。
そうならない為にも正しい押さえ方を紹介しますね。
パワーコードとは?
パワーコードはルート音と5度の音の2音で構成されているコードです。
簡単で使い勝手良い上にカッコいい非常に便利なコードだと思います。
ロック系からポップス、メタルなど幅広いジャンルで使われています。
パワーコードを使わないアーティストの方が珍しいくらい使用頻度の高いコードだと思います。
このコードが鳴るだけでギターらしさが存分に感じられると思います。
パワーコード押さえ方
先に答えを言います。
パワーコードは人差し指と小指で押さえるべきです。
理由は小指を使う事によって自然と小指の腹で他の弦をミュート出来るからです。
「それ薬指でも出来ません?」
出来るかもしれませんが小指で押さえる時と比べるとミュートの正確さは下がると思います。
そうなるとパワーコードを押さえる度にミュートに気を張らなきゃいけないという余計な思考が生まれてしまいます。
ミュートが甘いとノイズが入るのもありますが音の迫力が少し無くなると私は思っております。
ロックだとあまりノイズを出さな過ぎも良くないのですが、ここで言うノイズは完全に必要の無いノイズです。
わざとノイズ混じりに荒々しく弾く時のノイズはカッコいいですが、そうでない時のノイズはただの雑音なので。
それにギタリストはギターの演奏以外にもハモったり、足元のスイッチを切り替えたり、ピックアップを切り替えたりと色々やることがあるので演奏中は極力余計な考え事を無くしたいんですよね。
話が逸れましたが、とにかくパワーコードを押さえる時は人差し指と薬指ではなく、人差し指と小指で押さえましょう。
ロカビリーとかであるパワーコードフレーズで人差し指と中指を使う事がありますがそういった場面では無理して小指で弾かなくても大丈夫です。
パワーコードの響き、雰囲気
「パワーコードって耳にするけどどんな音?」という方は少ないかも知れませんが一応オススメのプロのパワーコード演奏を紹介しますね。
今回紹介させていただくのはONE OK ROCKのRe:makeという曲です。
この曲はほとんどパワーコードで出来てます。
最初からブリッジミュートを絡めたパワーコード、サビではパワーコードを掻き鳴らすといった具合にとてもカッコいいです。
この曲はソロ以外難易度も高くないのでギター初級者レベルの方にコピーする事をオススメします。
まとめ
- 他の弦をミュートする為人差し指と小指で押さえる
- 例外の場合もあるのでそういう場合は無理して小指を使う必要は無い
例外のパターンはロカビリーくらいでしか見た事がないので基本的に小指を使うと考えておきましょう。
ロカビリーバンド組んでるとか好きでなければなかなかロカビリーを弾く機会はありませんからね。
あなたはパワーコード人差し指と薬指で押さえてませんか?
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