あなたはナチュラルハーモニクスを使っていますか?
使い方次第ではクリアな印象にもハードな印象にも聴こえさせる事が出来る奏法でカッコいいギタープレイの1つだと思います。
効果的に使えば周りのギタリストから、「こいつ出来るな?」と思われることもあると思います。
そこはその人のセンス次第ですかね。
今回はナチュラルハーモニクスについて紹介させていただきます。
ナチュラルハーモニクスとは?
ナチュラルハーモニクスは5フレット、7フレット、12フレット等決められたポジションで弦を押さえず軽く触れた状態でピッキングし、その後すぐ離すと「ポォ〜ン」という音が鳴る奏法です。
アコースティックな曲でも使われますし、ロックやメタル系の楽曲でも使われることがあり、非常に幅広いジャンルで使用される技です。
ナチュラルハーモニクスが出来ない人
出来ない人は
- 弦を触りすぎな人
- ミュートが出来てない人
この2つかと思います。
改善法
一つ目の弦を触りすぎな人はピッキングすると「プツプツ」とブラッシング音が出てしまっていると思うので、「ポォ〜ン」という音が出るまで指を弦から遠ざけるようにしましょう。
アンプに繋がなくてもわかるのですが、歪ませたらやりやすい、わかりやすいみたいな事はあると思うのでアンプに繋いでやってもいいと思います。
2つ目はナチュラルハーモニクスが鳴ってる弦以外は右手と左手両方使ってミュートしておきましょう。
普段からミュートに気をつけている人なら何も問題ありませんね。
ナチュラルハーモニクス練習法
改善法と同じなのですが、アンプに繋いで歪ませた状態でやる方がいいと思います。
音出して練習した方が楽しいですし、何よりミュートの練習の確認がしやすいので。
歪ませると3フレットや4フレットでもナチュラルハーモニクスが出せますが、指で触れる場所は少しフレットからズレると思うので、それらも探ってみて下さい。
ナチュラルハーモニクス参考曲
今回紹介させていただくのはEXTREMEの「Li’l Jack Horny」です。
イントロがナチュラルハーモニクスのみのフレーズで構成されています。
普通は曲の合間に入れたりするものなのですがイントロをナチュラルハーモニクスだけで弾き切るという他ではあまり見れない技の使い方をされてるので、ぜひこの部分だけでもコピーしてみて下さい。
まとめ
- 「ポォ〜ン」という音が出る指の触り加減を探る
- 鳴ってる弦以外は右手と左手両方使ってミュート
ナチュラルハーモニクスはあまり多用するというのはあまり無いかなと思うのですが、音楽に決まりはないので逆に全部ナチュラルハーモニクスの曲を作ってみても面白いかもしれませんね。
非常に難しいと思いますが…笑
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